松本滞在記二〇一六

2016年5月22日 - text / WORKS

松本滞在生活7日目 (5/4)

毎年この時期だけ会う人達が大勢やって来てくれた。毎年なんだかんだ楽しんでくれているようで嬉しい。ほとんど地元の方で、ここがお店だった頃は入ったことがないと言っていた。お土産屋だから用は無かったのかもしれない。

外が見えるベンチに腰掛けてコーヒーを飲みながら駅前を見ていた。

昼は初めての「小波」という焼肉とラーメンの店へ。駅から城に抜ける通りにあるのだけど、周りはチェーン店ばかりで観光客の方はめったに来ない。そもそも店内が全く見えないので地元の人もあまり行ったことがないようだ。
店内に入るとカウンターに一人用の焼肉コンロが並ぶ。常連さんがカンターの隅っこで焼肉とビールをやっていたので、焼肉定食を頼んだ。最初はちまちま一人で焼いていたのだけど、途中からお店のおばあちゃんが付きっきりで焼いてくれた。味も美味しく贅沢な店だった。

夕方は先月出来たクラフトビールのお店に、コートの林さんと三代澤酒店さんらが共同でつくったビール屋みたい。まるものすぐ脇の路地にこじんまりとあって佇まいも良い感じ。街に人を流すということで夕方には閉まってしまうところがかっこいい。クローズしたのに知り合いをどんどん入れる懐の深さもかっこいい。

夜は北谷さんのお誘いで翻訳家のコージ君の家でたこ焼きパーティに。何の集まりかは全くわからないけど、去年は北谷さんちで飲んだメンバーだった。たこ焼きの中に栗を入れたり、プチトマトや納豆を入れるところから始まり、麻雀の話しや恋の話など最近は全くやらなくなったいい意味でくだらない飲み会だった。気がつけば外が明るくなっていて風が冷たい中を歩いて帰る。DSC_0494

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