まちの新しい使い方ラボ トーク03

2017年3月2日 - WORKS

/event talk /2017 /浜松

建築チーム +tic 主催のトークイベントに参加します。

以下詳細

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+ticが中心となり、今年度より実施しているワークショップ「まちの新しい使い方ラボ」では、『まちを見立てること』というテーマでのトークイベントを企画いたしました。

まちの新しい使い方ラボは、これからの都市において、今そこにある空間資源をいかにして再発見的な新しい使い方ができるかを研究するワークショップです。第三回目となる今回のラボトークでは、アートユニット「L PACK.」として活動されている小田桐奨さんと中嶋哲矢さん、デザイナーで「studio yumakano」を主宰される狩野佑真さんをお招きします。

L PACK.のお二人は“コーヒーのある風景”を作ることをきっかけとして、様々なまちに介入していきます。全国各地で手掛けられてきた、テンポラリーなコーヒーのある風景は、まるで“元からそこにあったかのように”自然に存在してきました。様々な地域を移動しながら、ある期間限定でそこにつくられる風景は、会期が終わりその風景がなくなった時に、より強くその価値を認識することとなります。(ほぼ)だれもがアクセス可能なコーヒーを触媒とし、地域的でありながらも非地域的に展開される活動は、それぞれのまちごとに存在する場の固有な可能性と、地域間の共通な可能性を同時に示唆しています。

studio yumakano」を主宰される狩野佑真さんは、デザイナーの立場から、日常に存在する普遍的な物事を読み替えた作品制作を手掛けられています。ネジ頭の十字穴、白熱電球など、その形であることが前提条件ともなっている物事に着目し、誰も今までに見たことがなく、誰もが共感出来るプロダクトを多く手掛けられてきました。ご自身の事務所も川崎の造船所内にあることなどの労働環境面を含め、通例的な物事を読み替えることで展開される創作活動は、停滞するまちを使う上で鍵となる考え方だと思います。
またアーティストの鈴木康広さんのアシスタントを経験されながら、自身はあくまでデザイナーとして活動されており、その職能自体に対しても意識的なスタンスで活動されています。

今回のトークイベントでは、いまそこに存在する“まち”をどのように捉え、介入していくことができるかなどを、“まちを見立てること”というテーマのもとに、 LPACK.のお二人と狩野さんと共に考えてみます。

*3/4 – 3/11のあいだは会場となる田町スクエアにて、「まちの新しい使い方ラボ」の今年度の活動報告展「まちの新しい使い方展」を開催します。

□参加希望の方は下記リンク先よりお申し込みください。
https://goo.gl/PS1bul
日時:3月11日(土)13:00-15:00
会場:田町スクエア(静岡県浜松市中区田町228-11)
定員:30名程度 要予約
参加費:学生無料 / 一般500円
主催:+tic
問い合わせ:machizukai@gmail.com
助成:みんなのはままつ創造プロジェクト

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