池上喫水社

2011年5月1日 - exhibition / project / WORKS

/exhibition project /2009〜2011 /松本 (工芸の五月)
西に北アルプス、東に筑摩山地(美ヶ原・鉢伏山)を望む松本盆地の南部にあたる松本平は一大地下水盆となっており、その地下には豊かな水をたっぷり蓄えている。松本平の北東に位置する松本市は、筑摩山地から注ぐ薄川と女鳥羽川がつくる複合扇状地にあり、戦国時代に湧水を上手に使い城下町として発展してきた。江戸時代には洪水や大火がくりかえされることで、湿地帯が埋め立てられて暮らしの地盤が形成された。豊かな水資源は、酒造業や染織業、鍛冶屋、製糸場、銭湯、石材屋など水を使った多くの産業も育て、人々のくらしを支えてきた。また、井戸、湧水、水路はみずばとして日々の家事やお菜洗いといった季節の行事に使われてきた。(みずみずしい日常テキストより)
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池上喫水社 みずみずしい日常プロジェクト/工芸の五月(松本) 2009〜2011 

万場研(リサーチ)、田中恭子(ガラス)との共作

会期:
2009年4月29日〜5月10日
2010年5月1日〜5月9日
2011年4月29日〜5月8日

会場:池上邸 蔵(松本市美術館裏)
企画:みずみずしい日常プロジェクト
主催:工芸の五月実行委員会

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