Public share/女鳥羽川
/event /2011 /松本
浜松からそのまま北に。前日入りで打ち合わせして、蕎麦と8オンス。
松本行ったら、蕎麦食べて8オンスという流れがゴールデンコースかもしれない。
5月以来の松本。新しいお店も増えていて、これまた面白くなりそう。
来年度の場所探しで浜松に行ったんだけど、松本もいい。
今回のツアーは横浜、浜松、松本とシリトリ形式。今度は本から始まる場所を探してみる。
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川辺に朝限定のテントサイトをつくります。これらは山岳用のテントで構成されます。ここでのテントは珈琲を飲むた めの場所であり、中でコーヒーを飲んだり寝そべったり川を眺めたり思い思いの時間を過ごすことが出来ます。
朝もやのなか、僕たちはテントを張っていきます。張り終わった後はコーヒーを焙煎します。 焙煎することで出る煙と 香りが一日の始まりの狼煙になります。
朝テントサイドでコーヒーを飲むことにより、テントで一夜を過ごしたような擬似的な錯覚がすこしでも生まれたら、 川辺でコーヒーを飲んでいる人たちはある種のコミュニティを形成するかもしれません。
また、松本でテントは涸沢を連想させます。山中に人の息吹が突如あらわれる状況は非日常的ですが、現在の日本において都市にテントを張り、そこで過ごす(生活する)ことはもはやリアルな状況です。これらの多くは望んだ状況、望まれた 人ではないのですが、震災以後、地理的場所の違いでしかなく、どの土地にいてもそうなり得るかもしれないという可能性がみんなの頭の中に生まれたはずです。
公共空間である川辺で場、場所と時間を共有し、川辺にテントを張っているという状況が様々な方向からの視点で解釈されることを期待します。
Public share/女鳥羽川
日時|2011年11月20日
会場|松本市 水辺のマルシェ